So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

おきなわキーワードコラムブック(その2 食べ物) [ 沖縄と食]

おきなわキーワードコラムブック

おきなわキーワードコラムブック『おきなわキーワードコラムブック』には、約500のキーワードが五十音順にならんでいて、それらは次のようなジャンル分けがされています。

方言、へんなー言葉、食べ物、風物、レトロ、自然、伝統、地名名所のようなもの、人物のようなもの、考察、カルチャー

この並び順も、意味がありそうで面白い。沖縄人自身が各自の想い出の中からこれぞ沖縄だ!と思うことの強さの順とでも言ったらいいのでしょうか。

 

その中で、私がまずは惹かれるのは、食べ物です。
だからその食べ物の項目を列挙しましょう。

いくつわかりますか?
赤まるそう、あげだんご、泡盛、あんだんすー、いなむどぅち、おかず、オキコラーメン、沖縄そば、オリエンタルマースカレー、オリオンビール、給食のパン、銀チョコ、ぐるくん、コ-ヒーぜんざい、ゴーヤ、コンビーフ、さーたーあんだぎー、じーまみどーふ、塩せんべい、島米、シマバナナ、じゅーしー、ぜんざい、チャンポン、ちんすこう、天妃ぬ前まんじゅう、とうふ、トゥーナーの缶詰、なーべらー、名護そば、のーまんじゅう、はったい粉、パパイヤ、ばんしるー、ふーちばー、ブルーシール、ベニイモ、ポークたまご、みそ汁、山城饅頭、ワシミルク

それぞれ説明が面白いです。以下に紹介しましょう。

続きを読む


おきなわキーワードコラムブック [ 沖縄と食]

『沖縄いろいろ事典』を作るきっかけになった本がこの『おきなわキーワードコラムブック』(1989年、沖縄出版)です。こっちはウチナンチューウチナーンチュの「まぶい組」が編集したものです。

現在沖縄の風俗習慣をいくつものキーワードを指標にして記述した本。1つ1つのキーワードをめぐる体験を綴る形式で、文体は微妙なユーモアに富んで、とてもおもしろい。と、沖縄いろいろ事典の「おきなわキーワードコラムブック」の項に書いてあります。
「事典版」と「日記版」があって、3万部も売れたようです。

早速入手しようとしたら、売っていない!
出版元の沖縄出版が倒産してしまったようです。古本屋からネットで「事典版」の方を購入できました。「あまみ庵」というお店です。

おきなわキーワードコラムブックチープな装丁ですが、中身は体験的沖縄文化に満ちていて、すごいローカルな話がわんさかあって、楽しめます。

ローカルネタでは・・・ キリ短(沖縄キリスト教短期大学)イメージは「遊ばー姉々達」(あしばーねーねーたー)だとか、宜野湾界隈を賑わす沖国(沖縄国際大学)の男子学生と琉大(琉球大学)の男子学生との見分け方は、乗っている車で、派手な車の方が沖国だ、とか。

編者の「まぶい組」についても説明があります。 「まぶい」は、魂のこと。原因不明の発熱や無気力な状態を「まぶいが落ちている」と言われる。子どもはそれを落としやすく、アッタニ、シカンダ(急に驚いた)ときに、まぶやーが離れてしまう。木に登って落ちたり、車にぶつかりそうになったりすると「ハー、タマシヌギタ(魂抜けた)」と言って、抜けてしまったまぶやーを体の中にもどす儀式をする。このまぶいを込めなおす儀式を「まぶいぐみ」という。(マブヤークミともいうようです。)このことを掛けているんです。 沖縄の魂を本に込める、魂を読者に込める本ってとこかな。

別項で、内容を少し紹介します。


沖縄いろいろ事典(2) [ 沖縄と食]

沖縄いろいろ事典
先日買った『沖縄いろいろ事典』には、おもしろい話題がいくつもあります。

私には初耳のものもあります。へぇ~!って思ったのは・・・
アイスワーラー、クイクイ(というジュース)、(沖縄風)看板、りんけんバンドと照屋林助、笑築過激団、イザイホーなどなど。

続きを読む


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

沖縄いろいろ事典 [ 沖縄と食]

沖縄いろいろ事典ナイチャーズ編『沖縄いろいろ事典』(1992年、新潮社)を買って読みました。この本は、さとなおさんの「沖縄を味わい尽くす10冊」 で知って買ったものですが、沖縄に関するコラム集というかエッセー集なんですけど、「あ」から順番に事典風に200項目が載っています。

沖縄人(ウチナンチュー)じゃない、沖縄大好きの本土人達(ナイチャーズ)が執筆しているんですが、その執筆陣49人はかなりすごい面々です。椎名誠、筑紫哲也、陳舜臣、藤本義一、水木しげる、吉本隆明なんて名前まであります。

内容は、たとえば「ナイチャー」の項には、「内地人」のこと。ヤマトンチュー(大和人)は差別感が入っているけど、ヤマトンチューは軽い、なんていう解説があって、かなり面白い。

ところが、これには続々と続編があったんです。

この『沖縄いろいろ事典』をベースに、1999年には県内外の170名の執筆者による439項目を収録したCD-ROM形式の『オキナワなんでも事典』という事典になり、さらにWEB上の那覇市が運営するサイトで「オキナワカルチャーアーカイブ」となって588項目にまで発展し、 そして2003年には池澤夏樹編『オキナワなんでも事典』(新潮文庫)になっているんだそうです。

早速、新潮文庫版を注文しました。


うんちぇー [ 沖縄と食]

私のブログにコメントしてくれた(目下唯一の)りちこさんの「にきにき日記」に「ボロボロジューシー」のことが書いてありました。

私の沖縄経験は、たった1回行った沖縄家族旅行なんですが、そのとき那覇の「あんつく」に行って「ふーちばーのぼろぼろじゅーしー」というヨモギ入り雑炊を食べました。そのときのことを解説して、「ふーちばー」はヨモギ、「じゅーしー」は雑炊のことで、お粥状のものを「ぼろぼろじゅーしー」、炊き込みご飯を「くふぁ(かたい)じゅーしー」と呼ぶ、なんてHPに書きました。

そこまでは知っていたんですけど。
りちこさんのブログには、ボロボロジューシーに「ウンチェー」を使ったと書いてあります。えっ!「ウンチェー」ってなんでしょう。

続きを読む


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(1) 
共通テーマ:グルメ・料理

ラフテーの語原-ラフテーの由来(11) [ 沖縄と食]

古波蔵保好『料理沖縄物語』(1983年、作品社)のエッセーには、ラフテーの語原にかかわることも載っていました。「美味なるらふてえ」の冒頭です。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

たーうむりんがく [ 沖縄と食]

前から気になっていた沖縄料理の店に行きました。つくば市にある「ゆいまーる」という店です。沖縄家庭料理を自称する小さな店です。久しぶりに沖縄の料理を少しだけ食べたのだが・・・

続きを読む


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

五段御取持のラフテー-ラフテーの由来(10) [ 沖縄と食]

ラフテーはかつては客膳料理ではなかったが、昭和40年代には客膳料理になっていたと安次富順子氏が書いていることを「ラフテーの由来(5)」で紹介しました。
しかし戦前には、ラフテーや角煮が客膳料理になっていたようです。古波蔵保好は次のように書いています。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:グルメ・料理

現在のラフテーのルーツ-ラフテーの由来(9) [ 沖縄と食]

「ラフテーの由来(7)」で紹介したように、古波蔵保好氏の妹、登美氏が戦後開いた店「美栄」で家庭料理であったラフテーを改良し、それが現在のラフテーとして広まったと古波蔵氏は書いています。「美栄」のラフテーが現在のラフテーのルーツだということです。

その「美栄」のラフテーは、伝統的なラフテーとトンポーローとの融合ではないか?そう考えます。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

むかしのラフテーの作り方-ラフテーの由来(8) [ 沖縄と食]

前回紹介した古波蔵保好『沖縄料理物語』の「美味なるらふてえ」には、2種類のラフテーの作り方が書いてあります。1つは古波蔵氏の記憶にあるむかしのラフテー、そしてもう1つは妹の登美氏が1957年に開いた店「美栄」で創出した現在のラフテーです。それら2つのラフテーのポイントを書き出しましょう。

続きを読む


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理