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TVワカコ酒(5)えいひれ [ ワカコ酒]

徳間書店の『コミックゼノン』連載中のコミック、新久千映さん作の「ワカコ酒」
OLの村崎ワカコちゃんが1人飲みするという、飲兵衛には楽しいお話。
孤独のグルメ・女ひとり飲みバージョンって感じ。
そのコミックのTVドラマ版が、BSジャパンで毎週木曜日の深夜に放映されています。

各回のテーマは、原作に登場する飲みのつまみとなる料理。

ドラマの構成は、1~3話は2部構成で、ワカコちゃんが前半と後半にそれぞれ1軒のお店に行って食事をするというもの。
そしてそれぞれの店で原作に登場するつまみを1品づついただく。
これが基本の構成と思っていました。

ところが、第4話はワカコちゃんが1つの店で飲み続け、ざる豆腐をいろんな薬味で食べるというもの。
そして今回の第5話はも1つのお店で飲み続ける。 しかしつまみは2品いただくというもの。
実は第6話は友人宅での「女子会」で、これも一箇所で飲み続ける。
第1~3話は1店・1品×2店、第4~6話は1箇所ってことなんでしょうか。

さて、2月5日放映の第5話のテーマは「エイヒレ」。 
原作では、第54夜のテーマです。
そして後半に登場するつまみは「炒りぎんなん」。
これは原作の第34夜のテーマです。

今回のドラマは、「娘と父」というテーマでドラマがつくられています。
ドラマは主人公のワカコちゃんを一人称にして展開される。
今回はワカコちゃんが父とのことをいろいろ考える。
ところがドラマの途中でそれが転換するんです。
店のカウンターで並んで飲むことになった「クマさん」。
ワカコちゃん目線で見た展開の後に、なんと、クマさんから見た展開があるんです。
ワカコちゃんとクマさんとの関係が、最初は娘・ワカコちゃんの側から、次には父・クマさんの側から、それぞれ描写されるってわけ。
でも、ここら辺はとんちゃんがコメントしても面白くないので、パス。
式守錦太夫さんのブログの批評をご覧下さい。http://kindayu.blog.so-net.ne.jp/2015-02-07

ではドラマの第5話にわたし流にコメントしてみます。
はじめにドラマと原作との違いについて、そして重箱の隅をつつくような視点からのコメントです。

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まずドラマと原作との違いについて。
以下の太字は原作と同じセリフです。

◆エイヒレ 

忙しくて(用事してて)変な時間にご飯食べちゃったから、
きっちりしたおかずでなく、つまみ然としたものでちびりちびり飲みたいな。

と思いながら、ワカコちゃんがお店に入る。

クリップボード26
今回のお店は、東京都杉並区下高井戸にある「サクラチカ」さん。

クリップボード27
エイヒレを炙っているのを見たワカコちゃん・・
「あー、エイヒレ! 炙りっていいニオイ、あれにしよう。

「エイヒレと熱燗でお勧めの日本酒ってありますか?」とオーダーします。
「熱燗でエイヒレなんて、渋すぎるかしら。 」と思っちゃうワカコちゃん。

まずは熱燗をいただく・・・

クリップボード01
「ぷしゅー」 (その1)
「冷えたからだにしみていく。」

クリップボード03-1
「きたきたエイヒレ。えー、エイヒレにレモンなんて初めて。」

クリップボード02 
わあ、あちち。」

クリップボード03
温かいうちはやわらかい。 かむほど広がっていく、エイヒレのかおり、とそのうまみ。干物いい味。」

 クリップボード04
ちょっぴり刺激にマヨネーズ。」

クリップボード05
まったくどうして思いついたんだろうね、マヨに七味なんて。」

クリップボード06
「けしからんねー。最初に考えたのはきっと酒呑みに違いない。
炙ったエイヒレは、冷めてきたらちょっと硬くなるけど、噛めば噛むほど味が出て、もうやみつき。

クリップボード07
今噛み締めているのは幸せの味。」
ぷしゅー。」(その2)

と、後ろのテーブル席で客の声。

クリップボード08
客A「えーっ、勝手に炙っていいんですか?
客B「コレがいーんだよ。」
というエイヒレを炙る客。
ああするとまたやわらかくなるんだろうか。」

でもワカコちゃんはここでエイヒレを炙ったりはしない。

 

◆炒りぎんなん

おとうさんからのメールに返事を書こうとしたりして、カウンターのとなりのオジサンを見る。

クリップボード09 
隣のオジサンが割りながら食べている炒りギンナンを見つけ・・
「あ!、すみません、あれください。」とオーダー。
「あと、あれに合う焼酎とかってありますか。」
とお店の人に聞いて、兼八の水割りをオーダーする。

クリップボード11
「んー、炒りたてのいい匂い。あちっ。」

クリップボード13
オジサンの割っている様子を見て、自分でも割ってみる。
ほんのり塩がきいてる! 殻かぶったまま塩の中にいても、意味があるのか。」

クリップボード15

クリップボード16
もともと割ってあれば、そりゃスムーズに食べられるけど、
自分で割る、食べる、自分で割る、食べる、の行程があるとよけい進む。
割るのに熱中するから、インターバル的にぐいぐい飲める、むぎ焼酎の水割り。
こんなにも硬い殻を割ると、中身はほっこり、苦みもあるけど、仄かな甘みのほうが際だって
。」 

クリップボード17
ぷしゅー。」 (その3)

時には失敗したり、きれいに割れてもしわしわで食べられないのがあったりして。
でもなぜか損した気がしないのは、自分で割る醍醐味なのか・・・。」

クリップボード19
割っていたギンナンが飛んで・・・

クリップボード20
オジサン(クマさん)に当たる。

この後、ドラマオリジナルの展開がある。

クリップボード21
クマさんワカコちゃんにライターを渡し

クリップボード23
ワカコちゃんがエイヒレを炙る

クリップボード24
そして、炙ったエイヒレをクマさんに渡す。

これは原作にはないシーンです。

そしてクマさんが帰ったあと。
客A「クマさんだいぶ酔ってたんねぇ。
客B「落ち着かないんだろうよ。明日クマさんの娘さん、結婚相手連れてくるんだって。
店を出たワカコちゃんは、お父さんにメールを送ります。

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ドラマは今回も原作に沿った展開がされています。
しかし原作には全くない、ドラマオリジナルの展開があります。

◆炙りエイヒレ

客がエイヒレを炙っているのを見て、「ああするとまたやわらかくなるんだろうか。」と思うワカコちゃん。

原作ではこのあと、
「さすがに私一人であの行為・・・は絵的にないかな。ライター持ってないし。」
と思って、やらないんです。

ところがドラマでは・・・
「おとうさんが、家でよくやってたなあ。
やらせてほしい、って言っても、子どもは危ないからダメって。
女にライターは持たせん。 将来、おまえにライターを持たせるような男がいたら、どんなやつでもしばいたるー、とか言って。
素直じゃないというか、なんでああいう言い方しかできないかな?」
と思っている。

その後、炒りぎんなんを食べて、クマさんから借りたライターでエイヒレを炙ることになる。
ワカコちゃんにライターを渡したクマさんは、ワカコちゃんのお父さんにシバカレるんだろうか?
いやいや、お父さんも素直になれば、酒を飲むようになったワカコちゃんに、きっとライターを渡すんでしょう。
娘・ワカコも父・クマさんも、素直になって、父や娘のことを思う、そういうことなんでしょうね。

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以下は、重箱の隅をつつくような視点からのコメントです。

◆ぷしゅー3回

わかこちゃんの「ぷしゅー」。
今回は3回ありましたね。
でも熱燗を飲んでの「ぷしゅー」(その1)は原作にはないの。
まぁ、ここで「ぷしゅー」を入れたい気持ちはわかるけどね。(^^)

 

◆エイヒレにレモン

ドラマでエイヒレが出てきたときのワカコちゃんの反応。

クリップボード03-1
「きたきたエイヒレ。えー、エイヒレにレモンなんて初めて。」
と、添えられているレモンに驚くセリフはドラマオリジナルです。

あれ?原作はどうだたっけ?と確認したら・・・

埋め込み画像への固定リンク
画像: 新久千映さんのTwitterより

原作にもしっかりレモンが添えられているのね。
その上で、七味マヨのまえに、レモンにもワカコちゃんがコメントしたってわけ。
原作をよく読み込んでますね。

 

◆炒りぎんなんの描写 

ぎんなんの描写に凝っていますよ。

「時には失敗したり、きれいに割れてもしわしわで食べられないのがあったりして。
と言うときのギンナン。

クリップボード18
しっかりシワシワです。

こんなシワシワのギンナンを探すのに、スタッフのひとたち苦労したんじゃないかな?
何十個もギンナンを割って、シワシワのギンナンみつけて・・・「あったー!」って歓んだりして。(*^▽^*)

ところが、「殻かぶったまま塩の中にいても、意味があるのか。」と言っているけど・・・

クリップボード14
あんまり塩が見えないの。(^^)
ここはこれでスルーしましょう。

 

◆お酒の銘柄

ワカコちゃんは、つまみに合わせて酒を飲みます。
原作では、酒の種類や飲み方は登場しますけど、銘柄は一切出てこない。
そこでドラマでは酒の銘柄を自由に選べます。

原作では、エイヒレに熱燗を合わせます。
ドラマで選ばれた銘柄は・・・

image

新潟県新発田市にある金升酒造の「金升 朱(あか)ラベル 焼酎仕込み」。
地元産の越淡麗という酒造好適米を使ったお酒。
自社製の乙類焼酎を混ぜて辛口にしているそうです。
新潟県限定販売のお酒らしい。
このお酒は、常温からぬる燗で飲むのがオススメみたい。
「熱燗」用のお酒じゃないと思うんですけど・・・。


炒りぎんなんには麦焼酎の水割りを原作では合わせます。
ドラマでは「兼八」を水割りにしますが、こっちは残念ながら番組内で特に紹介されません。
兼八は、大分県宇佐市の四ッ谷酒造の麦焼酎。
この焼酎は、かなり貴重な焼酎なんです。

芋焼酎の原料の芋は国産ですけど、麦焼酎の原料の大麦はほとんど輸入品
しかし兼八は国産麦100%の焼酎です。
しかも「はだか麦」という日本にしかない品種の麦を使ったもの。
はだか麦の焼酎は、香ばしくて甘い味になります。
こういうことも含めて、こっちも紹介してくれたらいいのにね。
(わが社の通称麦博士のコメントを一部借用しました。)

 

◆ドラマのお店

ドラマに登場したお店は、杉並区下高井戸にある「サクラチカ」さん。
食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131809/13122135/
このお店は串焼き屋さんなんですよね。
ここでエイヒレ炒りギンナンは実際にもあるんだろうか。

クリップボード25
メニューも登場します。
串焼きの「ぎんなん」はあるけど、炒りギンナンはないんじゃない?
エイヒレもないような・・・

ドラマを観た客がお店に行ってオーダーするようになったらて、メニューに加わるかもしれませんよ。
どなかた、試してみませんか?

追記:
試された方がいらっしゃいました。
エイヒレは全く同じもの(ただしレモンがない)があるけど、炙りギンナンは予想通りないみたいです。
【ワカコ酒】第5夜放送のサクラチカで実際に「炙りエイヒレ」を食べてみた!
http://www.enjoytokyo.jp/solo/detail/166/


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