So-net無料ブログ作成

うんちぇー [ 沖縄と食]

私のブログにコメントしてくれた(目下唯一の)りちこさんの「にきにき日記」に「ボロボロジューシー」のことが書いてありました。

私の沖縄経験は、たった1回行った沖縄家族旅行なんですが、そのとき那覇の「あんつく」に行って「ふーちばーのぼろぼろじゅーしー」というヨモギ入り雑炊を食べました。そのときのことを解説して、「ふーちばー」はヨモギ、「じゅーしー」は雑炊のことで、お粥状のものを「ぼろぼろじゅーしー」、炊き込みご飯を「くふぁ(かたい)じゅーしー」と呼ぶ、なんてHPに書きました。

そこまでは知っていたんですけど。
りちこさんのブログには、ボロボロジューシーに「ウンチェー」を使ったと書いてあります。えっ!「ウンチェー」ってなんでしょう。


なんて思って、ネットで調べてみました。

 

「えんさい(ウンチェー):えんさいは、中国南部の高温多湿地帯が原産地で、東南アジア等で広く栽培されています。日本では、茎が空洞なことから空心菜とも呼ばれており、沖縄本島では、ウンチェー、宮古地域ではパイナー、八重山地域ではウンツァイと呼ばれています。(沖縄総合事務局農林水産部)

「ウンチェー」は「えんさい」ですって。
「えんさい」なんて、これまたはじめて聞きました。(知らないのは私だけ?)

中国名は空心菜。それなら知っていますヨ。
茎に空洞があるせいでシャキシャキした歯触りで、味は癖がなく、ときどき野菜炒めにして食べています。好きです!それを沖縄では雑炊に入れるんですね。今度やってみようっと。

引用を続けると・・・
「栄養価の高い野菜で、鉄分はほうれんそうの2倍、食物繊維は3倍も含み、またカロチンやビタミンB1やCも豊富に含んでいることから、肌がきれいになり便秘や貧血にも効果があるといわれています。」だそうです。中身もすごい野菜です。

「沖縄での栽培は古くから行われており、水田や低湿地帯での栽培が主体でしたが、最近では畑でも栽培が行われるようになりました。」とのこと。沖縄には古い時期に中国から沖縄に渡ってきたようです。

その「えんさい」ですが・・・
さらに検索すると、

「◎エンサイ クウシンサイ・アサガオナ・カンコンとも。
ヒルガオ科 原産地:熱帯アジア。プロフィール:エンサイは、中国南部から東南アジアにかけての広い地域に野生種があり、栽培もされる夏野菜です。高温を好み、土壌水分の多い湿り気のある処で生長します。わが国においては沖縄で栽培されており、第二次世界大戦後南方で生活した人等がグループで栽培していたこともあり、そのときこの中国野菜を「エンサイ」と呼んでいたことに名の由来があります。また別名のクウシンサイとは、エンサイの茎の中が空洞になっていることから空心菜、アサガオナはその花がピンク、帯紫、白など朝顔の花を小さくしたような形をしていることから朝顔菜、カンコンとはフィリピンにおける呼び名がわが国に入って来たものです。」(「中国野菜」)

第二次世界大戦後に、南方で生活した(従軍したってことか?)人等がグループで栽培して、そのとき「エンサイ」と呼んだことが由来だ、と云われているようです。それがどういうグループなのかは、わかりませんが。

へー、「アサガオナ」っていう和名もあるんですね。

ところで、「エンサイ」なんて、中国語っぽい名前です。
「日本での呼び名 アサガオナ、「空心菜 kong xin cai コンシンツァイ」、エンサイ・ エンツァイ・ ヨウサイ・ヨウツァイ。中国での呼び名 「有通菜you tong caiヨウトンツァイ」、「竹叶菜zhu ye cai ジューイエツ ァイ」、「瓮菜 wbng cai ウォンツァ」」(「アサガオナ」、中国料理用語辞典)

中国名の最後に「瓮菜」があります。アルファベットで書くと「weng cai」で、「ウォンツァイ」です(上に引用したwebの表記「wbng cai」は誤記です。)これが日本名の「えんさい」になったんでしょうか。

「瓮菜」は現在の台湾語では、「ang chhai アンチャイ」「ong chhai オンチャイ」です。後者の「オンチャイ」は、沖縄語だときっと「ウンチェー」になります。沖縄にいつごろ伝わったのかはわかりませんが、台湾から伝わったのかもしれません。

「日本には、沖縄を経て九州に伝わりましたが、最近はわずかに栽培されている程度のようです。」(農林水産省消費者の部屋、平成15年3月回答)という解説もあります。

「わずかに栽培」などとあって、とってもマイナーな扱いですが、先の沖縄総合事務局農林水産部の解説では、沖縄県でのえんさいの出荷量は300t程度あります。豊見城村というところが、その7割程度を占める大産地だそうです。

最近は、沖縄以外でも栽培しているところがあって、群馬県・新田町では、水田の転作作物として栽培しはじめた、という記事もあります。(「中国野菜「えんさい」の作付開始」関東農政局現地情報平成16年10月)

茎の部分の歯触りが良くて癖もなく、しかも栄養価の高い野菜だってことなので、人気上昇中の野菜じゃないかって思います。


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(1) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 3

りちこ

TBありがとうございました(^∀^)ノ
沖縄でも「エンサイ」と呼びます。おとんも畑で作ってる夏野菜です。
自分もネットで「空芯菜」までは調べたのですが、更に詳しく調べたんですね!すごいです。とてもためになりました。
とんちゃんさんのブログは沖縄事典になりそうですね(^∀^)
by りちこ (2005-10-06 23:41) 

にこにこ14号

とんちゃんさん はじめまして
にこにこ14号といいます。 なにか良いアイヌのブログが
ないかな?ってググってたら、こちらの日記にたどりつき
ました。 しかも、沖縄のことまで、、、 
沖縄にいったことがないんですけど、沖縄ミュウジックが
好きです。なにしゃべってるのか、わからないのが残念
です。アイヌと沖縄のことば、勉強させていただきます!

とんちゃんワールド大好きになりました!
(リンクさせていただいてもよろしいでしょうか?)
by にこにこ14号 (2005-10-15 20:56) 

とんちゃん

レスが遅れてごめんなさい。

>りちこさん
やっぱりエンサイなんですね。
で、それも作っているんですかぁ。沖縄の野菜はほとんど自給できそうですね。
沖縄辞典を手に入れたんですv(^o^) そのことはまたアップします。

>にこにこ14号さん
はじめまして!
アイヌと沖縄のことは、なんとなく、つまみ食い勉強なんです。アイヌのブログでいいのがあったら教えて下さい。
リンクは歓迎です、どうぞ、どうぞ。
by とんちゃん (2005-10-16 14:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 1