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美唄焼き鳥の歴史 [ 北海道と食]

昨日の記事は「美唄焼き鳥」のお店「福よし」さんでのランチでした。

「美唄やきとり」は、炭鉱の町として栄えた北海道美唄市発祥のやきとり。
普通の焼き鳥は、1本の串に1種類の鶏肉やモツの部位を刺してあるから、メニューが多種。
ところが美唄やきとりのメニューは、「精肉」(胸肉)と「もつ」のたった2つ。
その「もつ」が変種で、湯通しした鶏の各部位を1本の串に刺してあるというもの。
のもも肉、皮、そしてモツが1本の串になっている
しかもネギは、長ネギではなく、北海道名産のタマネギを使っている。

その「美唄焼き鳥」の歴史について整理してみました。
(わからないことが多いので、一部は推測です。)

 

まず、「美唄」というのがどこにあるのか。
そこから始めましょう。 

bibai
MapFanを加工)
札幌市の北東、岩見沢市のお隣に美唄市はあります。
札幌駅からJRの快速を使って、1時間10分前後のところです。

美唄市は、三菱鉱業・三井鉱山の炭鉱の町として栄え、1950年代には9万人の都市になりました。
しかし70年代に炭鉱の閉山が続き、いまでは2万3千人の市になっています。

炭鉱で栄えた1950年代に「美唄やきとり」が誕生しました。
そのルーツは焼き鳥屋「三船」。

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北海道新幹線とグルメ:函館のラッキーピエロと北斗市のホッキ貝ゆるキャラも [ 北海道と食]

ずーしーほっきー

北千住の加賀屋さんで飲んだ帰り、常磐線の車中でのこと。

P1140288
JR東日本は、青森・函館のPRをしています。
新幹線が函館まで延びましたからね。

旨そうなご当地グルメが並んでいます。
どれどれ、旨そうだなぁ・・・と見ながら、いろいろと連想。
ついでにググって記事にしました。

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生サケ解体 アラは石狩鍋、イクラは醤油漬けだべさ! [ 北海道と食]

P1100635

秋ですね。
道産子のとんちゃんは、秋というと思い出す食べ物があります。
それは「秋味(アキアジ)」です。

秋味って、道産子や北海道在住経験者には分かるけど、それ以外の人には、わかないだろうなー。
「秋味」って「鮭」のことなんですよ。

おぉっと待った。
いま「鮭」を何て読みましたか?
「シャけ」と読んだ人、それブッブーですよ。
「鮭」は「サケ」と読むんです。

前置きが長くなりましたけど、今回の主題は「鮭」です。



毎年秋になると、札幌の実家から生サケが届きます。
1匹そのままでは、さばくのが大変なので、送り元の魚屋さんで切り分けてもらったものが毎年届いています。
以前の様子は記事にしました。
  「秋味(サケ)を食べつくす」:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2010-10-16

ところが今年は・・・

P1100571
おや?長い発泡スチロールの箱が届きましたよ。
「活けジメ鮭 宗生」と書いてあります。
「宗生」は「そうき」と読むそうです。
北海道最北端にある宗谷漁業協同組合が販売するプレミアム鮭で、定置網で獲れた鮭を水槽で泳がせリラックスした状態で「活けジメ」した鮭ですって。
 宗谷漁業協同組合の「宗生」のページ:http://www.souya.or.jp/katuzimesake.html

P1100572
オス4.4kgの鮭が入っているようです。

蓋を開けると・・・

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池袋・東武百貨店で大北海道展が開催、23日までだって [ 北海道と食]

 

秋のシルバーウィーク、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。
とんちゃんは・・・とくに何もせず、いつものように無為な生活を送りそうです。(´ρ`)

そんな9月20日の朝、日本テレビの番組「シューイチ」で池袋・東武百貨店の「秋の大北海道展」が紹介されていたので観てしまいました。
道産子のとんちゃんにとって、「北海道展」と聞くと、もうたまらなくなってしまいますから。(^∇^)

「北海道展といえば東武」と言われるほどのイベント。
この「大北海道展」は年3回行われていて、売上は年間15億円にもなるビッグイベントだそうです。

しかも東武の北海道展は本物の北海道なんですよ。
たとえば北海道らしいラーメンというと毛ガニがのった「毛ガニラーメン」があったりしますよね。
確かに観光地に行くとそういうメニューがあります。
でもそれって、完全な「なんちゃって北海道」ですよ。
道産子は決して食べません!(キッパリ)
毛ガニを食べたければ、旨い毛ガニだけを食べる、ラーメンはお気に入りのラーメン店で旨いものを食べる。
これが道産子の旨いものの食べ方です。
東武も昔はそういう「ナンチャッテもの」を出していたいたようですけど、今ではホンマモンが並んでいます。

ということで、番組で紹介された食べ物をここで取り上げたいと思います。
写真は池袋・東武百貨店の「秋の大北海道展」(リンク切れ)からです。
※写真をリンクで載せましたが、物産展終了後にリンク切れで見えなくなりました。
それでネットから探して画像を貼り付けます。

ほとんど宣伝です。(^∇^)

ただし今回の「秋の大北海道展」は9月10~23日開催。
もうすぐ終わっちゃいます・・・でもまた次回もありますからね。

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披露宴と祝賀会:北海道の習慣 [ 北海道と食]

昨日の記事にしたTVドラマ版「ワカコ酒」は、大学の同級生の結婚披露宴がメインでした。
披露宴のスピンオフで北海道の「披露宴」を今日の記事にします。

◆結婚披露宴

親戚で行われる結婚式の後に、親戚に加えて知人・友人らを招いて催す宴会が披露宴。

新郎新婦の連名か新郎新婦の父親の連名で、親族、友人・知人、恩師や職場の上司・同僚、両親の友人・知人などを招待します。
招待制なので、招待された人はご祝儀袋に入れてたご祝儀を会場受付で渡します。
ご祝儀は、親族なら5~10万円、恩師・上司なら5万円、友人・同僚なら3万円が相場とか。
しかも2万円や4万円等の偶数は「割れる」数なので無礼になる。

会場での席次は主催者である両親や兄弟は末席(入り口側)に座るというスタイル。
そして披露宴の出席者には、新郎新婦から「引き出物」と呼ばれる品物が贈られる。

◆結婚祝賀会

ところが北海道ではこうした披露宴ではなく、「祝賀会」が開催されるんです。
披露宴と何が違うかと言うと・・・
招待制ではなく「会費制」というのはご存知かも。
宴会の進行自体は今では披露宴とほとんど同じ。

でも披露宴と違うところがいっぱいあります。
  参考:「冠婚葬祭は合理的!?」http://pucchi.net/hokkaido/knowledge/kankonsosai.php

・主催者
 まず主催者は、新郎新婦や父親の連名ではなく、新郎新婦の友人や職場の同僚を中心に結成した数人の「祝賀会発起人」が主催者。
 その発起人会あるいは発起人が連名で案内状を出します。

・会費制
 招待制ではなく会費制で、会費が案内状にしっかり記載されています。
 会費は各人約1万円前後。切りよく1万円じゃなく、8千円とか1万3千円とかいろいろ。
 会費なので親戚も知人もこの金額に差はありません。
 そしてご祝儀は基本的にありません。(ただし、親戚や親しい友人が別途、金品を渡すことはあります。)

・領収書
 出席者は、会場入口でその会費を受付担当の人に支払います。
 「会費」ですから、祝儀袋などに入れないで、財布から現金を出して受付担当者に渡します
 ご祝儀袋に入れて出すと・・・その場で袋から現金を出してしまいます。
 北海道以外の方々は、これに一番驚かれるかと思います。
 そして会費を渡すと、しっかり「領収書」をくれます。
 たいていは「式次第」の最後に「領収書」と書かれた部分がついた、領収書付き式次第になってます。

・服装
 案内状には「平服」でと書いてあって、黒い礼服を着る必要はありません。
 男性は普通のスーツで出席します。

・宴会の規模
 知人たちが新郎新婦を祝う会ですから、案内の範囲は非常に広い。
 出席者数が100人から数百人になって、芸能人並です。
 会費が安い分、多くの人を集めやすいということでしょう。

・席次
 主催者は発起人で、新郎新婦の家族は祝われる側ですので、家族は会場の最前列(上席)に座ります。
 その次が親戚、上司で、発起人が末席に座ります。

・司会進行
 宴会は主催者である発起人が中心となって進めます。
 新郎新婦入場前には発起人代表の挨拶があります。

・料理
 会費の範囲内での宴会です。
 以前は会費が安くて卓盛りの中華ということが多かったですけど、最近は会費が上がって和洋中のフルコースが多いようです。

・引き出物
 会費制ですから、引き出物は高くない。1000円程度のものです。

・決算
 いただいたお金は、ご祝儀なら新郎新婦へ渡すのでしょう。
 しかし発起人が集めた会費ですから、新郎新婦を介さずにホテル等の会場に直接に渡します。
 新郎新婦は、見積額と想定の会費の差額を事前にホテル等へ支払います。


いかにも北海道らしい合理的なやり方と思います。

こうした独特の結婚式スタイルは、1955年から開始された「新生活運動」の影響のようです。
全国の婦人会や青年団が冠婚葬祭の簡素化や封建的因習打破、衣食住の合理化に取り組んだのが「新生活運動」。
経済的負担を軽くするために冠婚葬祭を簡素化した会費制の「結婚祝賀会」が勧められ、それが北海道では定着したんです。

とはいえ、宴会の内容は内地(北海道では本州以南をそう呼びます。)の披露宴と似てきていています。
以前は1万円以内の会費が普通でしたが、会費の金額が高くなってきて、その分、料理の質も上がってきた。
発起人が企画や段取りを全て行うというやり方も減って、新郎新婦が企画し、ホテルが取り仕切るというやり方が都市では多いようです。

ホテル側が仕切るわけですから、だんだんと料金を上げて内容をグレードアップする、ということになるのでしょう。
とはいえ内地のように友人で3万円、というレベルとは格段に違っています。

そうそう「領収書」というと、北海道では葬式の香典にも領収書を発行しますよ。


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いまや札幌名物のスープカレー、そのルーツを徹底解明 [ 北海道と食]

札幌というとスープカレーが今や有名なんですね。
とんちゃんも「スープカレー」をいただきました。実食の様子は昨日の記事をご覧ください。

実はとんちゃん、札幌スープカレーってこれまで一度も口にしたことがなかったんです。
というのも「スープカレー」という名をつけた料理が札幌で登場したのは1990年代のこと。
そのとき、とんちゃんはもう札幌にいなかったんです。
とんちゃんにとってスープカレーは、ソウルフードでも、ふるさとの味でもない、全くの新参者。

今回は、「札幌でぜひスープカレーを食べて、感想を聞かせてくださいね。」というわが社の美女K子さんのたっての願いから、初めてスープカレーをいただくことにしました。

さてそこで問題です。
初めてスープカレーを食べるなら・・・・やっぱ、ルーツからでしょう!
ってことで、スープカレーのルーツ店を探しました。

「スープカレー」というメニューを初めて売り出した店は「マジックスパイス」というのは知っていました。

ところが!
よく調べてみると、スープカレーのルーツは、マジックスパイス以前にあるんです。
その店の名は「アジャンタ」。

wikipediaの「スープカレー」にはこうあります。
1971年に札幌市の喫茶店「アジャンタ」が発売した薬膳カリィがオリジナルとされる。
アジャンタ薬膳カリィ店:スープカレー店の多くの店主が「大きな影響を受けた店」として名前を挙げている店である。店主の辰尻宗男(1934年〜2009年)は薬売りの行商で有名な富山県の生まれで、幼少時に札幌に移り住んだ。1971年に喫茶店を開店、家に伝わっていた漢方の薬膳スープと、インドのスパイス料理を融合した「薬膳カリィ」を考案し、一日20食限定で出したところ、口コミで評判となった。はじめは具無しだったが、1975年に「もったいないから出汁に使った鶏肉も出して」という客のリクエストにより具入りとなったという。


「薬膳カリィ」ってなんだ?興味をそそりますよ。
ともあれググってみると・・・
薬膳カリィ本舗・アジャンタ総本家http://www.ajanta.jp/
このお店がすぐに発見できました。
東区北23条東20丁目にあるお店です。
ここがルーツか?

しかし!
「アジャンタ」の名がつくお店がもう1つあるじゃないか!

もう1つの「アジャンタ」とは、中央区南22条西7丁目、電車通りにある「アジャンタ・インドカリィ店」。
さっきの「薬膳カリィ本舗・アジャンタ総本家」は故辰尻宗男氏の店で、現在はその弟子が継承している。
「アジャンタ・インドカリィ店」は、なんと、辰尻氏の元妻・南美智子氏が経営する店なんです。

当然ですけど、元々はお二人でお店を経営していたはず。
2つの店はどういう関係なんだ?
さらに興味をそそります。

ということで、札幌スープカレーのルーツ・薬膳カレーのお店が今回のテーマ。
調べてみると、さっきのwikipediaの記述は正しくないことも判明しました。

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北海道の黒飯 [ 北海道と食]

今回のテーマ。読んで、どう思われましたか?

さすが北海道、イカスミ・スパならぬイカスミ・ライスなの?・・・想像力が豊かですね。
「赤飯」の間違いじゃないの?・・・誤字だろって?そりゃ想像力不足かな。
黒米のご飯のことかな?・・・・古代米の黒米は白米と炊きます。すると赤飯になります。
胚芽米か玄米のことね!・・・・そういうのもありますね。健康食にお詳しいようで。
おぉ、知っとるで!わしも食ったわ!(どういうわけか広島弁)・・・・北海道をよぉ知っとるのぉ。
北海道にはそういうものがあるらしいけど、見たことない。・・・・・ちょっと知ってますね。

というわけで、北海道には「赤飯」じゃなく、それによく似た「黒飯」があるんです。
しかもそれを食べるときは決まっているんです。
そんな「黒飯」が今日のテーマです。

まずは「黒飯」の現物から。と言っても、写真ですけどね。

P1040232
「御黒飯」と印刷された紙がかぶさっている。
こういう印刷物があるってことは、それだけの「黒飯」の需要があって、黒飯が流布しているってことの証明です。

蓋をあけると・・・

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エゾシカを食べよう [ 北海道と食]

<本日2つめのお題です。>

北海道独特の動物というと・・キタキツネ、ヒグマ、エゾシカが有名でしょうか。エゾリスや海獣のトドもいますね。
そんな動物による被害というと、札幌市内にヒグマが出没なんてニュースが有名かも。

しかし実はもっと深刻なのは、エゾシカによる農産物や樹木の食害なんです。
その対策のため、エゾシカの駆除(狩猟)が行われています。
でもそれだけでなく、獲ったエゾシカを食べることが重要だ、と考えています。

1:「フレペの滝で自然探索 エゾ鹿の害はひどいもんだ」http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2010-08-22-4
では、知床での体験を少し紹介しました。

2:「エゾシカ肉を食べる」http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2009-11-26-2
では、エゾシカを食べながら、エゾシカの食害について触れました。(後ほど再掲します。)

2013年2月5日の朝日新聞朝刊に、「エゾシカを撃って食べる女性の会」なんていう、まさにピッタリの記事が載っていました。
それで、その記事と以前のブログ記事(2)を紹介します。

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北海道から塩水ウニ到着! [ 北海道と食]

仕事中に、カミサンから携帯へメールが来た。

「ウニが届いたけど、どうする?とりあえず冷蔵庫に入れました。」

ナニぃー?いや、ウニぃー?

送り主は、北海道の漁師町に住む従兄。

あいつが送ってくるウニってことは・・・きっと・・

塩水ウニだぁ!

こりゃ一大事。
今夜は、大急ぎで帰らなんといかんぞ!

ということで仕事を投げ打って帰宅しました。(笑)

家に帰って、冷蔵庫を開けると・・・

出たぁ!

ビニール袋に入った黄色い物体。

ぉぉぉぉおおおおお!

ウニだぁ!

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タグ:北海道
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「わかさいも」のルーツ(その2) [ 北海道と食]

北海道のお土産として、古くから有名なお菓子の1つに「わかさいも」があります。
洞爺湖温泉にあるわかさいも本舗のお菓子です。

サツマイモの形をしたホックリした食感のお菓子です。
サツマイモそっくりの形だけど、でもその原材料はサツマイモとはぜんぜん無縁。
本体は大福豆、中に入っている繊維風のものは昆布で、実は北海道の特産物でできているお菓子なんです。

わたしはこのお菓子がけっこう好きです。
これを天ぷらにした「いもてん」というお菓子も好きです。

ところがその「わかさいも」にそっくりなお菓子がいくつかあるのです。
でもそれらはバッチもんじゃなく、一族が類似の製品をつったもの。
しかもそのルーツは「わかさいも」ではないようだ、と推測しました。
そのことを以前「「わかさいも」のルーツ」で詳しく紹介しました。

そのときは、わかさいもをめぐる諸研究というページを参考にしました。
それとは別にわかさいもの謎というページもあって、やはり謎解きをしたいファンがいるんですね。

で、今回はその続編です。
というのも、「わかさいも」の系譜について決定的な新情報を発見(?)したんです。

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