So-net無料ブログ作成

北海道産サクラマスを使った鱒寿司をいただく 元祖関野屋@富山市 [お土産]

P1230277.jpg

富山市での記事の最後は、お土産のこと。

富山市のお土産というと・・・第1位は、やはり・・・

ます寿司でしょう!ヽ(^◇^*)/

曲げ物の器「わっぱ」に笹を敷き、鱒の切り身と酢飯を詰めた押し寿司。
そのルーツについては、最後に書きます。

現在の「ますの寿司本舗 源(みなもと)」が1912年から富山駅で「ますのすし」を駅弁として販売したことから、「源」の「ますのすし」が有名です。
しかし富山市内には鱒寿司を作るお店は20~30あるそうで、そこ以外の鱒寿司も食べてみたい。

以前に「元祖せきの屋」さんの鱒の寿しをいただきました。
 ⇒昔流シンプル味の鱒の寿し せき乃屋@富山市:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2011-03-04-2
明治11年(1878年)創業の「元祖せきの屋」さんは、四代のときに今日の暖簾(せき乃屋)にしたそうで、店主は前川さんです。

ところが、それとよく似た「元祖関野屋」さんがあるんです。
こちらは明治21年(1888年)創業。しかも北海道産の天然鱒にこだわっているそうなのです。
というわけで、今回は元祖関野屋さんに行ってみました。

路面電車の諏訪川原駅から200mのところにお店があります。

P1230218.jpg 
【鱒の寿し】を掲げる「元祖関野屋」の行灯。

P1230217.jpg
小さなお店です。

P1230219.jpg 
「元祖関野屋」の看板。

P1230225.jpg 
ピンクと白の暖簾がかかるお店に入りましょう。

 

P1230223.jpg
店内は、正面にカウンターのテーブルがあるだけの小さなスペース。

P1230221.jpg 
テーブルの上には不思議な器械。
鱒寿司用の竹製の丸い容器(わっぱ)に蓋をするときの器械だそうです。

P1230222.jpg 
美味しそうな鱒寿司の写真が掲げられています。

P1230224.jpg 
一重の鱒の寿しが1600円、二重の鱒の寿しが3000円。
3人家族でいただくなら一重でいいですよ、とのことでした。

P1230220.jpg 
鱒寿司(一重)を1つ購入です。

さて、帰宅して鱒寿司をいただきます。

P1230267.jpg 
(有)庄右衛門というのが本来の会社名の元祖関野屋さん。
6代目当主の関野宏之に替わった2006年に有限会社にしたそうです。

P1230268.jpg P1230269.jpg 
包装紙を取り去ると、丸いわっぱが出てきます。

P1230270.jpg 
竹の押さえを取り去ると・・・

P1230271.jpg 
「鱒乃寿し」と焼き印された蓋。

P1230272.jpg 
蓋を取り去ったろころ。

P1230273.jpg 
ビニールを外して・・・

P1230274.jpg  
ひっくり返して丸い枠を外して、蓋にのせます、

P1230275.jpg
ササを開いて切り分ける。

P1230277.jpg 
鱒寿司の一切れ。
肉厚のサクラマスです。

P1230278.jpg 
北海道産の天然サクラマスを使っている鱒寿司。
鱒の香りがよく、脂がのっていて、もっちりしたご飯にあいます。
酢の効き具合があっさりした、さわやか・フレッシュな味わいの鱒ずしです。

最後に富山のます寿司のルーツについて。

鱒寿司については、富山藩の藩主・前田利興の逸話が登場します。
享保年間、加賀藩の支藩であった富山藩の藩主・前田利興が、家臣吉村新八がつくった鮎寿司を気に入り、将軍徳川吉宗に献上したものがルーツと言われています。

ただしこの逸話に登場する鮨は、鱒寿司ではなく鮎寿司です。

当時の普通の鮎寿司は「熟鮨(なれずし)」で、塩漬けにしたアユをご飯と麹に漬け込み、乳酸発酵させたもの。
しかし吉村新八が作った鮎寿司は、「早鮨」(はやずし)です。
鮎を20日ほど塩漬けし、酒で洗って塩出ししてから米飯と塩に12日間ほど漬け込み、それを提供する前日に取り出して、塩と酒で味付けしたご飯と一緒に出したもの。

そんな早鮨の鮎寿司が、江戸時代末頃に鱒寿司になったようです。
神通川産の桜鱒(サクラマス)を使った鱒寿司です。

その鱒寿司が、全国的に有名になるのは、もっと後のこと。
1912年に現在の「ますの寿司本舗 源(みなもと)」が富山駅でサクラマスを使った「ますのすし」を駅弁として販売し、それが戦後になって広く知られるようになったそうそうです。
「鱒寿司」を「鱒の寿司」と呼ぶようになったのは、この駅弁のためのようです。

鱒寿司のネタになるサクラマスは、元は神通川のもの使っていました。
しかしサクラマスが獲れなくなって、日本海沿岸産、そして北海道産になり、さらにはアラスカ産等の輸入品が多く使用されています。

富山市内には20から30軒の鱒寿司のお店があるそうです。
それぞれ味が違うそうで、富山市民はマイ鱒寿司があるみたい。
観光客もいろいろ食べ比べるのも楽しいですね。

ごちそうさまでした。

食べログ: 元祖関野屋

関連ランキング:寿司 | 諏訪川原駅丸の内駅安野屋駅

 


nice!(7)  コメント(2) 

nice! 7

コメント 2

キーマ

私もこちらの鱒寿司大好きです(^^
鱒の厚みや酢の加減が
お店によってかなり違いますので
食べ比べるととても楽しいですよ~♪
食べログでまとめを作ってる方がいて
凄いなあって思いましたw
by キーマ (2018-01-09 18:19) 

とんちゃん

> キーマさま
私は3~4軒しか食べたことがないですけど、お店によって確かに違いますね。
富山の人は、きっとマイ鱒寿司があるんでしょう。楽しいですね。
by とんちゃん (2018-01-10 06:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント