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高野病院のこと [3.11以後]

福島県広野町の高野病院のことを記事にしました。
その高野病院に関する情報をまとめておくことにします。

◆弊ブログの記事

高野病院は、1980年にいわき市に隣接する広野町で開設された内科と精神科の個人病院で、地域医療の充実に貢献してきました。
 ⇒高野病院HPhttp://takano-hosp.jp/

広野町は、福島第一原子力発電所から20km圏ラインのすぐ外に位置します。
3月13日に、町は全町民に対して避難指示を発令し、政府は4月22日に福島第一原子力発電所の半径20~30kmの地域を「緊急時避難準備区域」に指定し、町民が避難させられた。
そして同年9月30日に避難指示区域の指定が解除され、避難していた役場は2012年3月1日になって広野町に戻った。

高野病院は、一時、入院患者の多くを他の病院に避難させましたが、その後、多くの患者が病院に戻り、現在も約100人の患者が入院しています。
その高野病院の院長・高野英男氏が昨年12月30日に火事で亡くなられた。
病院継続に向けて困難な状況にあること、また町が寄付を募っていることなどを記事にしました。
 ⇒原発に一番近い病院院長の孤独な死を悼む
    :http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2017-01-01-2
 ⇒原発被災地・広野町の高野病院を支援したい
    :http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2017-01-15-1

 

広野町は「ふるさと納税制度」の仕組みを使って寄付を募っています。
 ⇒
地域医療を守るため原発事故後唯一留まった高野病院を支援します
  :https://readyfor.jp/projects/hirono-med

 

 

◆高野病院の現状:尾崎章彦氏の記事

院長が亡くなられてから現在までの状況は、「高野病院を支援する会」事務局長の尾崎章彦氏(南相馬市立総合病院医師)が、レポートを公表しています。

 ⇒「地域医療より箱物行政の福島県、高野病院を見殺し あきれた行政の対応に立ち上がったボランティア医師グループ」:http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48855 JBpress(2017年1月6日)

 ⇒「院長がご逝去された後の高野病院の窮状とこれまでの福島県の対応
  :http://medg.jp/mt/?p=7272 医療ガバナンス学会 メールマガジン(2017年1月19日)

 

福島県を含めた協議が行われましたが、4月以降については全く不明という現状です。

 

 

◆書籍での紹介

震災直後から病院を維持する困難はそれは大きく、高野病院の関係者の努力は大変なものでした。
そうした震災後の様子は本にも書かれました。

朝日新聞特別報道部『プロメテウスの罠 3』(2013年、学研パブリッシング)
東京新聞編集委員 井上能行『福島原発22キロ 高野病院奮戦記 がんばってるね! じむちょー』(2014年、東京新聞出版局)

 

プロメテウスの罠 3 福島原発事故、新たなる真実 プロメテウスの罠シリーズ

プロメテウスの罠 3 福島原発事故、新たなる真実 プロメテウスの罠シリーズ

  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2013/01/29
  • メディア: Kindle版

 

 

 

福島原発22キロ 高野病院奮戦記  がんばってるね! じむちょー

福島原発22キロ 高野病院奮戦記 がんばってるね! じむちょー

  • 作者: 東京新聞編集委員 井上能行
  • 出版社/メーカー: 東京新聞出版局
  • 発売日: 2014/03/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 

 

◆高野病院理事長・高野己保氏の記事

昨年1年間、高野病院理事長の高野己保さん(高野院長の娘さん)による、高野病院の現状報告や問題提起が医療ガバナンス学会メールマガジンに掲載されていました。

本に書かれていない、多くの問題がそこには具体的に報告されています。

「原発被災地の医療は今」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第1回(2016年1月19日)
「地域医療はだれのもの?」 福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第2回(2016年1月19日)
「データは本当に正しいの?病床は本当にいらないの?」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第3回(2016年3月3日)
「避難と外部からの支援の途絶と」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第4回(2016年3月9日)
「そこに存在してはいけないとされた病院」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第5回(2016年3月10日)
「診療報酬改訂の荒波で病床が流される」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第6回(2016年7月18日)
「加害者がルールを決めるの??」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第7回(2016年8月26日)
「就業規則を改定しましょう!!」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第8回(2016年9月29日)
「地域医療を考える人はだれ??」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第9回(2016年10月25日)
「和解の本当の意味は??」福島県双葉郡広野町・高野病院奮戦記 第10回(2016年11月22日)

今年になって、まだ新たな記事は掲載されていません。
昨年末に高野院長が亡くなり、病院の継続問題が大きな課題となっているためでしょうか。

理事長の高野さんは、福島県に、病院は無償で提供することを提案していますが、県からの回答はないようです。 地域医療を守るために前向きな方向に向かってほしい。

なお、2月26日にいわき市で高野英雄院長のお別れ会が開催されるそうです。
改めてご冥福をお祈りいたします。


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