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仙台市荒浜地区を再訪 [3.11以後]

仙台市若林区の荒浜地区を再訪しました。
荒浜地区のことは前回の記事をご覧下さい。
http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2012-10-31-3

無惨に残る家々の基礎。

ここは災害危険区域に指定されたので、今後、住宅を新築することはできません。

海水浴場は閉鎖されたまま。

【東日本大震災慰霊之塔】のところに観音像が建立されていました。

柴田町の紫雲堂が慰霊のためにこの観音像を寄贈したそうです。

津波で、186名もの方の命が奪われました。
その犠牲者の方々の芳名を刻んだ石碑もできていました。

荒浜での再生を希望している「荒浜の再生を願う会」という住民グループの黄色いハンカチの取り組みも続いているようです。
黄色いハンカチ大作戦:http://yellowarahama.at.webry.info/

この釜でピザを焼いたりしているそうです。

自分たちが暮らしていたところを再興しようという気持ちは、当然のことでしょう。
そのために地面をかさ上げして高い防波堤をつくって、地区を再生する。
そういうやり方があります。

集団移転か現地再建か。
ここだけでなく、津波被災地ではどこでも重大な課題です。
わたしは、また津波が来るであろう地区は、できるなら住宅地を作らない方がいいと考えています。
しかし漁業者は浜から遠距離に住むことには反対でしょう、移転先の地価が高くては土地を購入しにくい。
など、問題があるでしょう。だから現地再建を望む意見がある。
もちろん移転したい人は多くいる。そして判断できかねている人もいる。
結論は誰が決めるのか。お上なのか、当事者たちなのか。
私権を制限するのであれば、当事者が十分に話し合わなければいけない。
結論を回避した言い方ですけど、やはりそうとしか言えない。

道路のわきに・・・・花火などのゴミと靴が落ちている。
この人たち、いったい何を考えていたんでしょう・・・。
住民がいないのをいいことに、こういうことをする輩は実に腹立たしい。
いや、実に悲しいことです。

深沼海岸に来る人たちが置いて行くごみ(花火の燃えカス等)が散乱しているため、「荒浜再生を願う会」は【荒浜おら浜】を守るための海岸清掃作業をボランティアと一緒に行っているそうです。

車を走らすと・・・

墓地!

なにも無くなってしまったところに、突然に墓地。
見つかった墓石を集めたような感じです。

後で確認したら、被災した浄土寺の墓地のようです。
檀家は約450戸で、約140人の方々が震災の犠牲になったそうです。
浄土寺の住職・中澤秀宣さんの記事がありましたのでリンクしておきます。
http://flat.kahoku.co.jp/u/volunteer16/mqvk3RA1MY2bFt5rsD8U/

2012年2月にようやくプレハブの仮本堂と仮設トイレを設置できて、仮設住宅から通っているそうです。
ここも災害危険区域なので、本堂の新設はもちろんできません。
それどころか水道もないので、献花用の水も持参しないといけない。
「離檀者」も出ているという。

墓も生活の重要な一部です。
こうしたことも含めた生活の再建はいつ図れるのか。
まだまだ復旧は終わっていません。
まだまだ先が長いように思います。


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