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めしばな刑事タチバナ:第8話 レトルトカレー捜査網(1) [ めしばな刑事タチバナ]

テレビ東京放映の深夜のグルメ番組「めしばな刑事タチバナ」。
6月5日放映の第8話「レトルトカレー捜査網」のこと。
脚本:小峯裕之、監督:矢部宏光です。

ドラマの内容を以下のポイントに分けて紹介してみます。

◆「めしばな」のネタ
◆タチバナの熱い語り

◆タチバナ流レシピ
◆タチバナの主張

今回は「熱い語り」までです。

◆「めしばな」のネタ

ドラマで登場したレトルトカレーのメーカーと商品名を並べましょう。
原作で出てきたものも示しておきます。

メーカー

商品

原作
ターリー屋キーマカツカレー弁当、3色カレー定食第91ばな
大塚食品ボンカレーゴールド第95ばな
ボンカレーネオ
ハウス食品ククレカレー第95ばな
カレーマルシェ
スジャータシェフのカレー中辛 ~たっぶり野菜のヘウシーソース~
新宿中村屋インドカリー スパイシーチキン、
中村屋純印度式カリー
第40ばな
明治銀座カリー、マジックスパイス スープカレー
エスビー食品カレー曜日
ディナーカレー、
スパイスリゾートスリランカ風キーマカレー、
スパイスリゾート南インド風骨付きチキンカレー
ヤマモリタイカレーグリーン
グリコビーフカレーLEE 辛さ×10倍、
辛さ×20倍、辛さ×30倍
第96,97ばな
エム・シーシー食品100時間かけたカレー
自由軒お家で食べれる名物カレー
はなまるうどんカレーライス、カレーセット第17ばな

 

原作で登場するレトルトカレーは、第40ばな「レトルトカレー」で登場した中村屋の「インドカリースパイシーチキン」。
そして第95、96ばな「ああ激辛ブーム その1、2」で登場する大塚食品 「ボンカレーゴールド」の甘口、中辛、激辛、ハウス食品「ククレカレー」中辛、第96、97ばな「ああ激辛ブーム その2、3」で登場する「LEE」です。

それら以外のレトルトカレーは原作には登場してません。
だからドラマオリジナルの部分がほとんどです。

ところで、ドラマにはレトルトカレーじゃないカレーが登場してます。
オープニングで登場する「ターリー屋」と「はなまるうどん」のカレーです。
どっちも原作でいちおう出てくるんです。
ターリー屋は第91ばな「ナンカレー」で看板だけ、なはまるうどんは第17、18ばな「めしばなミステリー その1、2」でちょっと登場します。

◇カレーの早川くん

原作では、カレーというと早川くんが登場するんです。
年間700食以上のカレーを食べているというタチバナの友人で、カレーに関する知識は並大抵ではない。
カレーが話題だから彼が登場するかと思って期待したんたけど、残念ながら出てきませんでした。
確かに原作の早川くんは、レトルトカレーには言及していないから、登場させるわけにはいかなかったかな。

 

◆タチバナの熱い語り

以下、ドラマでの構成(登場する順序)を少し変えて紹介します。

◇タチバナ「ボン」と「ククレ」を語る

これは俺の中での判断基準なんだが、レトルトカレーは3つのクラスに分類できる
その基準は値段。

まずは100円台でしっかりうまいエコノミークラスの連中だ。
その代表的なのが大塚食品の「ボンカレーゴールド」だろう。
そしてもう一つの傑作がハウス食品の「ククレカレー」
ちなみに「ククレ」の語源は英語の「クックレス」。
まあ、このあたりを食べたことががないって人はほとんどいないだろう。

「ボンカレーゴールド」と「ククレカレー」は、原作では第95ばな「ああ激辛ブーム その1」に登場します。

タチバナと五島がホシの動きが見えるマンションの一室で張り込み中のとき、五島が昼食用にレトルトカレーを買ってくる。
それが「ボンカレー」の甘口だったので、タチバナが苦言を呈する。
”普通のレトルトカレー”って言われたら一般常識としてボンもしくはククレあたりで、”中辛”だろ。」
その後は激辛の話題に入っていきます。

そんなわけで、ドラマにある展開は、まったくのドラマオリジナルです。

レトルトカレーを3クラスに分けるというのは、かなりユニークです。
もちろんこれもドラマオリジナル。

 

◇タチバナ、中村屋の「インドカリースパイシーチキン」を語る

200円台中盤から300円台で買えるビジネスクラス。
確かにこのクラスには傑作が多い。
ちなみに俺の最近のイチオシは、中村屋の「インドカリースパイシーチキン」
カレーの総本山、新宿中村屋本店のインドカリー。その特徴的な触感。
それに近い味がレトルトで味わえるっていうんだから、愛着を感じないわけにはいかないでしょう。
どうです、何か反論はありますか。

ドラマでは「新宿中村屋本店のインドカリーに近い味がレトルトで味わえる」と言っていますけど、原作ではかなり違っています。

中村屋の「インドカリースパイシーチキン」は原作の第40ばな「レトルトカレー」で登場します。

タチバナは、両者の味がどれほど違うかを食べ比べてみる。
そしてその結論は・・・
「食べた瞬間の味の角度は近いが、そこから広がる全体的なコクや味わいは別モノだったね。いしていえば再現性は35%ぐらい。(中略)
・・・じゃぁ、俺の愛していた例のレトルトは何と”再現”していたんだ?
(中略)奴さんが俺に伝えていたのは「再現」そのものじゃなくって、「再現しよう」って心意気のほうだったんだ。」

ドラマは原作をずいぶんと短縮してしまった感じです。

 

◇韮沢課長「銀座カリー」を語る

韮沢課長が「ビジネスクラスの中で一番うまいカレーはなぁ。銀座カリー!」と推す。
その魅力「それは、郷愁だ・・・。かつてまだカレーライスが高級品だったころ、父親に連れられて食べたあの味・・・。あの幸福感が甦るような味わい。それが銀座カリーだ。」

銀座カリーは確かにうまいと思います。

さて、ドラマでは少年韮沢が日比谷の松本楼父親とカレーを食べているシーンが登場します。
松本楼のカレーは確かに高級感がありますね。

でも「カレーライスが高級品だったころ」っていつのこと?

五島が銀座カリーのことを「カレーがまだ憧れだった時代、昭和5年に発売されたキンケイカレーの味を復刻」と説明します。
昭和5年って1930年ですよ。いまから80年以上前のこと。
その時代は確かにカレーは高級品だったでしょう。

でも韮沢課長の子ども時代には、レストランのカレーはいざ知らず、家庭でも普通にカレーが食べられていた時代のはず。
カレーは高級品じゃなくって、身近めしでしたよ。
せめて「レストランのカレーが高級品だったころ。」とかの台詞の方が良かったですね。

 

◇タチバナ流「銀座カリー」の食べ方を語る

タチバナが「銀座カリー」の食べ方にコメント。

俺はよく生卵を落として食べます。スパイシーアンドマイルドの絶妙な味が完成します。

くぅー!うまそう!
カレーに生卵はうまいぞ!

タチバナ流レシピとはなっていないけど、それに準ずる内容です。

 

◇副署長「カレーマルシェ」を語る

副署長が登場する。

「カレーマルシェを忘れちゃいかんだろう。
まるでフランス料理のソースみたいなまろやかさ。
それになによりもあのたっぷり入ったマッシュルーム。あれが味わい深いんだあ。」

韮沢「確かにあの食感はクセになりますよ。だけど、だけどですよ。大事なのは基(き)の方じゃない、肉の旨味。」

副署長「カレーマルシェはお肉も柔らかくてうまいんですぅー。」

 

◇タチバナ流「カレーマルシェ」の食べ方を語る

タチバナが「カレーマルシェ」の食べ方にコメント。

ちなみに俺はカレーマルシェについては違う捉え方をしています。
ズバリ、麺類によくあうカレー

茹でた袋うどんにかけるという方法もありますし

そのままパスタソースとして用いるという荒技もあります。
どちらも見事にうまい。

 

◇タチバナ「カレー曜日」を語る

銀座カリーのあとで、タチバナが語る。

しかし俺はあえて対極の「カレー曜日」を推します。
このカレーを美味しく味わうのにアレンジはいりません。

お袋を思い浮かべながら食べる・・・それだけでいい。

「対極」というのは、「銀座カリー」がレストランのカレーなら、「カレー曜日」が家庭のカレーだってこと。
レストランで食べる父親の味に対するお袋の味という対比でもあるでしょう。

でもタチバナさん、さっき「イチオシは、中村屋の「インドカリースパイシーチキン」」だって言ったじゃないのよ。
なのに性懲りもなく「カレー曜日」を推していますよ。
いやいやきっと、お袋の味は別物、ということでしょう。

 

◇タチバナ「はなまるうどんのカレーライス」を語る

ここでタチバナがとんでもないことを言い出す。

あとね、これね、ふと思いだしたから言うんですけども。
はなまるうどんのカレーライス、これかなりの名作です。

日本のカレーの原点と言いたくなるような安心、安定の味わい。
具もしっかり入っている。
うどんを食べに来たつもりだったのに、ついつい注文してしまう。
これが、はなるうどんのカレーライスだ。
日常に溶け込んだ旨さですから、時間が経ってからその旨さに気づきます。
まるで「居合い抜き」のようなカレーです。

なはまるうどんのカレーライスは、原作の第17、18ばな「めしばなミステリー その1、2」でチラッと登場します。

副署長が、なまるうどんは「実はカレーが家庭的で妙にうまい!」と言うんです。
「家庭的な味」繋がりで「カレー曜日」からはなまるうどんのカレーライスにめしばなが展開したわけです。

原作では、はなまるうどんのカレーライスの登場はほんの僅か。
そのネタをよくもここで取り上げたもんだと感心します。
脚本家小峯裕之さんは、「はなまるうどん」好きなのでは?

 

◇韮沢課長、グリコ「LEE」を語れる?

通常は10倍、20倍が販売されているけど、夏季限定で30倍が販売され、それには辛さ増強ソースが付いていて、最大で45倍の辛さに挑戦できる、という紹介がある。
LEEは原作の第96、97ばな「ああ激辛ブーム その2、3」で登場します。
LEEは、とんちゃんのお気に入りのカレーで、いつも20倍カレーを食べています。

ここで原作との決定的な違いを1つ指摘します。

問題は、ドラマでの韮沢課長の発言です。

「私は45倍、完食しました。
あまりの辛さに食べた後、業務のスピードも45倍になりました。」

えーっ!ウソでしょ!
原作を知っている人は、即座にそう感じたでしょう。

なぜウソかって言うと・・・。
原作では五島がこう語ります。
「そういえば課長もお尻の問題で辛いものは食べられないって言ってましたよね。」
韮沢課長は辛いものは食べない、これが原作での設定なのです。

 

◇タチバナ、エスニック系レトルトカレーでトリップ

エスニック系カレーでのトリップを語ります。

しかたないエスニック系の話しになった以上、あの話しをしないわけにはいかないかあ。
俺が1泊2日でアジアカレー巡りをしたときの話しです。

ある日の夕方、俺は思い立ってスリランカへと旅立った。
そこで食べたのはヱスビー食品の「スパイスリゾート・スリランカ風キーマカレー」

そして夜、少々タイトなスケジュールだが、今後はインド料理界で流行の南インドへと向かう。
そこでは「スパイスリゾート・南インド風骨付きチキンカレー」をかっ食らった。

そして翌朝、タイへと高飛びだ。

タイ米とともに食らうのは、ヤマモリの「タイカレーグリーン」
タイに来て良かったと心から思わせてくれる。
パスポートのアジア巡り、最高でしょう。

ここで、ヤマモリの「タイカレーグリーン」は「タイ米とともに食らう」って言ってる。
画像のご飯はタイ米のように見えなくもないです。

さて、これら3つのトリップは、以前にも似たようなものが登場しました。
第3話「カンヅメ大舌戦」で登場した「いなばのタイカレー」です。
第3話カンヅメ大舌戦:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2013-05-24

第3話では、いなばのタイカレーを食べたらタイに行った気分になった、というトリップが出てきます。
ただしこれは、原作にはないドラマのオリジナルでした。

それと同じトリップ手法で、今回はエスニック系カレーを語ってくれています。
今回の脚本家は、もちろん第3話と同じ小峯裕之さんです。

ここで衣装に注目してください。
第3話では、カレーを食べたら突然にタイに行ってしまった、というストーリーだから、部屋着のジャージのままでタイに行ってしまった
しかし今回の服装は、ジャージじゃなくって、しっかりエスニック風。
旅行の目的で、着替えをしてからカレーを食べたんですね。(*^▽^*)


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