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岡山でデミグラスソース・カツ丼 [食べある記]

岡山に行くことになった。
岡山の名物は何かというと、ままかり、ばら寿司(祭り寿司)が有名だけど、B級グルメっぽいのではデミグラス・カツ丼とエビめしがあるらしい。
岡山名物のデミグラス・カツ丼とは、デミグラスソースがかかったカツ丼なのだとのこと。なんだかクドそうな感じがするけど、しかしこれは食べてみないといけない、と決める。

会議が13時からあるので、お昼をゆっくり食べる余裕がないのがクヤシイ(と、かく言う自分が決めた時間なんだけど)。天満屋近くの「やまと」へ行こうと思っていたけど、時間がないので岡山駅から伸びる桃太郎通り沿いにある別の店に向かう。

桃太郎通りを歩いて、右に入った小路にそのお店がある。

「味司 野村」だ。


その1階は、カツ丼専門店の「カツ丼 野村」になっている。
昼前なので、まだ客は少ない。店の奥にある、壁に向かった2人がけのテーブルを指定された。


テーブルに埋め込まれた箸立てに、箸が入れてある。こんなのは初めてみた。


箸の袋は、真っ白。何の飾りもない、シンプルな箸だ。


注文した、上カツ丼(ロース)が出てきた。
千切りキャベツが小丼に入り、味噌汁と漬け物がついている。


これがデミグラス・カツ丼。
トロンとしたソースがかかり、グリーンピースが乗っている。
カツの下には、なんと茹でたキャベツがしいてある。これにはちょっと驚き。
ソースカツ丼の場合、生の千切りキャベツが乗っているけど、ここのはざく切りにして茹でたキャベツが乗っているのだ。
トンカツに生の千切りキャベツというのは日本オリジナルなのだけど、茹でたキャベツは温野菜として洋食的にありえる。これも含めて、これは洋食に最も近いカツ丼ではなかろうか。

福井県や駒ヶ根にあるソースカツ丼に似ているのかと思ったが、ウスターソースの感じとはずいぶん違う。むしろ味噌カツに近いかもしれない。ということは、洋食のドミグラスソースに似せて味噌カツが出来たってことかもしれない・・。


キャベツにはには、青じそドレッシングをどうそ、とうことになっている。

ここは創業昭和6年(1931年)とのこと。創業者が、東京のホテルで洋食の修行中に考案したといわれている。

ウィキペディアの「カツ丼」にもあるが、通常の卵でとじたカツ丼の1920年代に東京で誕生したもの、福井県などにあるソースカツ丼は1910年代に東京で誕生したものらしい。デミカツ丼はそれらよりもわずかに遅くに、岡山でつくられたものということらしい。

名古屋の味噌カツは、ルーツが土手煮の煮汁に串カツを浸けたものとされているけど、その土手煮は1940年代後半、終戦直後の屋台から生まれたとものと言われているから、これは戦後派の食べ物ということになる。その味噌カツが、いまでは2流派があり、鍋の中の赤味噌ダレにトンカツを浸す元来のものに加えて、赤味噌ダレをトンカツの上にかけるものがあり、この新派が主流になっているそうだ。新派のソースは粘度が高く、甘い。
この新派の味噌カツはデミグラスソースに似たものになっている。デミグラス・インスパイアーと言うべきなのかもしれない。

■味司 野村
岡山県岡山市平和町1-10
086-222-2234

食べログ:味司 野村


タグ:岡山県
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